くいもの処 明楽
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明楽x鳥原のカップリング。
なぜ鳥原が明楽を好きになったのかなどが最初に説明がなく、くっついてから「実は......」みたいな感じでちょっとわかりにくい
BL全般に言えることだけど、誰のセリフかわかりにくい
正直、2人の顔が区別つかん。(と作者も思ったのか、途中で鳥原は髪型を変える)
BLに描かれている男性像のリアリティに関することをラジオで話されていたので、是非ヤマシタトモコ先生の描かれる男性像をどう思われるか聞きたいです。少女漫画でもそうですが、個人的にはピュアでまっすぐで、思考と行動がちゃんと繋がっている人物像にあまり感情移入も親近感も湧かないし、私の中のリアリティがかけてしまうと感じます。ヤマシタトモコ先生の描かれるような思考の世界と現実の行動に少し溝があったり、もしくは思考が直接的に描かれていない人物の描写に惹かれます。『恋の心に黒い羽』は短編集、『くいもの処 明楽』は登場人物のキャラ設定が脇役まで秀逸だなと思う、ヤマシタトモコ先生の作品のなかでも大好きな2冊です(他の作品も良いです)。https://note.com/saereal/n/nd7430282b261 むしろどちらも思考が直線的、と感じました。
自分が怖いから、相手から押し込まれたとするために相手を怒らせたいんだろ?と、鳥原が明楽の気持ちを言い当てるところはぐっときました。ヤマシタトモコ節って感じ。
食べ物屋の設定全然生きてないよね。